「どうやって保存したら良い?」 「酸っぱくなってきたキムチどうしたら良い?」 こんな声をよく聞くので、保存方法、酸っぱいキムチの料理を ご紹介します。 【酸味は旨味に変わる!?】 キムチは時間の経過とともに風味が変わります。 初めはシャキシャキとした食感と辛味が特徴です。 数日経つと発酵が進み、酸味が増してきます。 これにより、酸っぱい味わいが強まり、 キムチの風味がさらに複雑になります。 さらに時間が経つと、酸味が増し、 独特の深い風味が生まれます。 この段階では、酸味が料理に合いやすく、 加熱調理することで酸味が旨味にかわり美味しく食べられます。 【 酸っぱいキムチの料理方法】 キムチの酸味は乳酸発酵。先にも書いたとおり、 調理の仕方で美味しく食べることができます。 ☆ポイント☆キムチの酸味は加熱することで旨味に変わります。 (逆に酸味がないと辛さや食材の旨味がマッチしない)ということです。。 酸っぱくなったら加熱する!が鉄則... 【おすすめの保存方法】・ステンレス容器などで保存(2°Cがベスト温度)・食べる分だけお皿に取りわける ・上澄みの水分は掬って捨てる 【加熱調理のおすすめレシピ】 《豚キムチ》 豚キムチのレシピ(2~3人前) 材料: 豚バラ肉:200g 慶キムチ:150g 玉ねぎ:1/2個 にんにく:1片 醤油:大さじ1 砂糖:小さじ1(お好み) ごま油:大さじ1 青ねぎ:適量 糸唐辛子:少々 作り方: 玉ねぎを薄切り、にんにくをみじん切りにします。 フライパンにごま油を熱し、にんにくを炒めます。 香りが立ったら、豚バラ肉を入れて炒めます。 豚肉に火が通ったら、玉ねぎとキムチを加えてさらに炒めます。 醤油と砂糖を加えて味を調えます。 器に盛り付け、青ねぎを散らして完成です。 このレシピは、キムチの酸味と豚肉の旨味が絶妙にマッチするおかずです。 《キムチチャーハン》 材料(2〜3人前) ご飯:2~3杯分 キムチ:100g 豚肉(または好きな肉類):100g ネギ:1本 卵:2個 醤油:大さじ1 ごま油:大さじ1 塩・コショウ:少々 作り方 フライパンにごま油を熱し、溶き卵を炒めて取り出します。 同じフライパンで豚肉を炒め、色が変わったらキムチを加えます。 ご飯を加えて混ぜ、醤油を回し入れます。 ネギと卵を戻し入れ、塩・コショウで味を調えます。 お好みで、青ねぎやごまをトッピングしても美味しいです。 《キムチパスタ》 キムチパスタのレシピ(2人前) 材料: スパゲッティ:200g 慶キムチ:100g ベーコン:50g 玉ねぎ:1/2個 ニンニク:1片 オリーブオイル:大さじ2 醤油:小さじ1 塩・コショウ:適量 刻みネギ(トッピング用):適量 バジル(トッピング用):適量 作り方: スパゲッティを塩を加えたたっぷりの湯で茹で、ザルにあげておきます。 フライパンにオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたニンニクを香りが出るまで炒めます。 薄切りにしたベーコンとスライスした玉ねぎを加え、ベーコンがカリッとするまで炒めます。 キムチを加えてさらに炒め、醤油を加えます。 茹でたスパゲッティを加えて全体を混ぜ合わせ、塩・コショウで味を調えます。 皿に盛り、刻みネギをトッピングして完成です。 お好みでパルメザンチーズやごま油を少量かけても美味しいです。 《キムチ鍋》 キムチ鍋のレシピ(2-3人前) 材料: キムチ:200g 豚バラ肉:200g 豆腐:1/2丁 しめじ:100g ねぎ:1本 にら:1束 人参:1/2本 水:800ml 鶏ガラスープの素:大さじ1 醤油:大さじ1 みりん:大さじ1 ごま油:大さじ1 作り方: 鍋にごま油を熱し、食べやすい大きさに切った豚バラ肉を炒めます。 肉の色が変わったら、キムチを加えてさらに炒めます。 水、鶏ガラスープの素、醤油、みりんを加えて煮立たせます。 食べやすく切った豆腐、しめじ、ねぎ、人参を加えて煮込みます。 最後ににらを加えてひと煮立ちさせたら完成です。 お好みで春雨や餅を加えても美味しくいただけます。